在留資格申請で求められる出席率の基準は?

2024年12月20日

留学生の在留期間更新や在留資格変更において、出席率が何パーセント以下だと不許可の可能性が高くなりますか?

 在留期間更新/在留資格変更において、日本語学校や専門学校では出席率が重要です。出席率が低いと更新/変更できない場合があります。

 基本的には目安として次のような基準があります:

      • 出席率が80%以上:問題なく更新/変更できます。
      • 出席率が70%以上80%未満:休みが多い理由を理由書で説明する必要があります。
           ※合理的な理由(例えば病気など)があれば許可される可能性があります。但し、診断書などの証拠書類を提出する必要があります。
           ※申請時に理由を説明しない場合でも、追加書類を入管から求められる可能性が高いです。
      • 出席率が70%未満:更新/変更はかなり難しくなります。

 

 もちろん、入管には裁量権があるため、上記の数字は絶対的ではありませんが、出席率が80%に達しない場合は、事前に理由書で説明しておくことをお勧めします。

 

 ※日本の大学は単位制であるため、出席率は関係ありません。