服部 亘

こんにちは。社会保険労務士の服部亘と申します。当サイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
社会保険労務士（Labor and social security attorney）とは日本の国家資格であり、労働法や社会保険関連法などの法律に基づき、人事・労務のアドバイスを行う仕事です。

近年多くの外国人の方が就労や学業で来日しております。私は外国人の方を雇用する企業様、日本語学校様、管理組合様、また日本で起業された外国人経営者様へ、人事労務関連のアドバイスを行っています。

また日本企業の海外進出も増えておりますので、そちらのご支援も、海外の現地パートナー様と協力しながら行っております。

私のキャリアですが、大学時代は海外への興味からバックパッカーとして世界中を放浪し、大学卒業後は社会を幅広く勉強出来るとの思いから銀行にて勤務しました。会社経営、融資、資産運用、税金の仕組みなど、主にマネーについて学びました。
その後、人の悩みを人事労務面から解決する仕事に惹かれ、社労士の資格を取得、２９歳で独立開業し現在に至ります。

私が外国人雇用に関して積極的な関与をしている理由は、外国人の方が増えている日本において、日本人と外国人との無用なトラブルを少しでも防ぎたい、という想いからです。
言葉や文化の違いから生じる誤解、法律の誤解などから、良好な関係から一転、疑心暗鬼な関係になってしまうケースを多く見てきました。
言葉の壁により、双方の誤解を解く為の話し合いも行われず、お互いが誤解したまま関係が終了しているケースも多々あろうかと思います。

また外国人の方が日本の労働社会保障制度を誤解して結果的に法令違反を犯しているケースや、意図的に不正を起こしている現実もあります。それは日本の労働社会保障制度、税金、法律が複雑な為でもありますし、経済的な状況が背景にあることもありますが、少しでも日本のルールを分かりやすく伝えることで、法律の正しい運用に繋がることが出来ないかと考え、本サイトを立ち上げました。
どうしても外国人の方は、自国のネットワーク、自国の先輩などの意見（それが正しい情報で無くても）を信じる傾向があります。それが結果的に間違っていれば、その外国人の方自身を不利な状況に追い込むことにも繋がってしまいます。

このWEBサービスにより、そのような現状に一石を投じ、外国人の方にとっても「運」や「誤解」による不幸を少し減らし、外国人の方と関係する企業様、日本人の方が、その外国人の方と良好な関係を気付いて、共に発展している手助けになればと考えています。

日本で就労、生活する外国人の方が、きちんと日本の社会保障制度、法律を守って納税することは、日本で正しく頑張っている外国人の方にとっても公平性が保たれますし、外国人と日本人の共生にも繋がります。また日本にとっても長期的な国益となります。
日本は、これから外国人の方に選んで頂ける国になっていく必要があります。
まだまだ発展途上なWEBサービスではありますが、縁あってご覧頂いた方々に少しでも役立てるようなサイトに出来るよう頑張っていきます。

レ ティ ニャット ホア

数多くの情報サイトの中から、当サイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私はベトナム国籍のホアと申します。来日してから10年が経ちました。
母国のハノイ大学の日本語学部を卒業した後、人材会社の正社員として来日しました。10年間にわたり通訳・翻訳から人材育成、医療関係、そして現在は法律まで、様々な業界での経験を積むことができました。
大学できちんとした教育を受けていたにも関わらず、新卒で日本に足を踏み入れたとき、言語の問題をはじめ、文化や法律の違いによる生活と仕事の多くの困難に直面しました。しかし、周りの皆さんのお助けのおかげで少しずつそれらの課題を乗り越えることができました。
そのため、少しでも自分の知識や経験を日本に住んでいる外国人、そして今後日本で働くことを検討している外国人にお伝えしたいと思い、当サイトを始めることになりました。外国人の方々が日本での生活を安全かつ安定して楽しめるように、一つの翼になれることを心から願っています。