外国人の住宅ローン審査のポイント
2024年08月25日
現在、日本に住んでおり、マイホームの購入を検討しています。住宅ローンを組む際の審査ポイントを教えていただけないでしょうか。
通常の審査ポイントは以下の通りです。
①日本にどれぐらい住んでいるか。
最低5年程度は住んでいることが望ましいです。(5年未満でも審査は通ることはあります。)
②車のローンなど、他で借り入れはあるかないか。
ある場合、ローン残高が多いかどうか。借り入れの返済が遅れていないか。
他で多く借り入れがあったり、返済が遅れている履歴があると、住宅ローンの審査に不利になります。
③収入が安定してるか。
会社名や雇用形態(正社員かどうか)、勤続年数、収入がチェックされます。
・会社‥安定した業績の会社で働いているか、上場企業や、国立大学、政府の関連機関に勤務している場合だと、安定しているとみなされ、審査は有利です。
・雇用形態‥正社員が望ましいです。
・勤続年数‥長ければ長いほど、住宅ローンの審査は有利になります。
一般的には最低3年以上、同じ勤務先で働いていることが必要です。
・収入‥収入額よりも、収入額とローン返済額のバランスのほうが大事です。
※審査上の目安は、返済負担率35%が限度です。
※一年間の住宅ローンの返済額が、自分の年収の何パーセントにあたるかの割合のこと。
④年齢 ローン完済時の年齢。
若いほど有利です。
定年退職時の年齢で、ローン残高が残っているような借り入れ計画だと、不利になる傾向があります。
⑤頭金があるか。
貸したお金を返してもらいやすくする為に、頭金(自己資金)が多いほうが、審査上は有利です。
⑥連帯保証人。
いれば信用がアップします。特に、配偶者が日本人の方であれば、審査上は有利です。
⑦日本語能力
日本語が話せるか、文章を理解できるか。銀行によっては、審査の途中で借り入れする外国人と面談を行います。ヒアリング内容は、日本に来た理由、日本に親戚などいるか、最終学歴、勤続先の職歴などが一般的です。